琉球旅行の話。後篇
4日目
天候、晴れ後曇り
ホテルとビーチを散歩した後、チェックアウト。
レンタカーを北へ走らせる。
到着、ジョン・カビラ湾。
ここが噂の絶景なんです！くぅー！↑(それは川平慈英さん)
空と海、蒼と青の境界が僕は好きなのですが、此処は蒼と翠。エメラルドグリーンの海、更には砂浜の白も相まって素晴らしい景色でした。
次は東へ。
目指すはロコモコ丼。
道中、草木から偶に顔を覗かせる海。
うーん、これがチラリズムか。
などと阿呆な事を考えながら走っていると。
怖ッ！！！
なにこのゆめにっき。
ざっと見て50匹以上か。
それも一体一体が自分達より幾分か大きい。
歯くそ付いてまっせ
後から調べたら米子焼工房さんに併設された「シーサー農園」との事。
一種のパワースポットであるとかないとか。
パワーを吸い取られた気がしますがなんとか目的のお店に到着。
客は僕らを除きおばちゃん観光客4人のみ。
店はおっちゃん一人で切り盛りしていた。
子供が寝ていたので僕と嫁、其々ロコモコ丼を注文したものの出される丼は一つ。
少し待つものの一向に出てこない。
おっちゃん「え？２つだったの？ごめんねぇ～今から作るけど大丈夫？一人でやってるから注文覚えきれなくて^^」
先程のシーサーの数程突っ込みたくはあったがここは大人の苦笑い笑顔でスルー。
余裕無くして社会は生きていけない。
30分後ロコモコ丼が社長出勤。
その間、おっちゃんがおばちゃんを口説いていたが気にしてはいけない。
余裕無くして社会は生きていけない。
御馳走様でした。と腰を上げたところで。
おっちゃん「俺の歌を聞けぇ！！」
(台詞に10割程度の偏見有り)
うん、あの、フライトまで時間がないんだ。
ロコモコ社長出勤で余裕しろが無いんだ。
貴方が歌うと会計が出来ないんだ。
小さき者の声は届かず。逃げ場は無い。
開幕、ジャイアンリサイタル。
島人ぬ宝 ～おっちゃん Arrange Ver.～
かのガキ大将よりは酷くない、寧ろ上手い方であると思う。
おっちゃんはギターと歌を、客のおばちゃんは三味線を。
お前セッションしたかっただけちゃうんか
でも海を眺めながらの生歌は良いですね。
おっちゃんかっこよかったよ…
おばちゃんが神懸った三味線を披露していなかったら、の話だが。
ごめん、おばちゃん凄すぎて途中から其方に耳を傾けてたわ。素人耳でも鳥肌が。
もう一曲行く？と宣うガキ大将に会計を頼み、無事リサイタルは閉幕。
さらば石垣島。
那覇へ帰還、空港近くのホテルへチェックイン。
流石に外食ばかりも疲れる為、近所のスーパーで飯と酒を買い込んで。
嫁を大浴場へ見送った後、子供と寝落ち。
5日目(最終日)
上の写真はガンガラーの鍾乳洞？にて。
洞窟をオイルランタン片手に進むとは、浪漫を分かっていらっしゃる。
特にハプニングも無く。
ナイスバディ童顔金髪ブロンドの一人観光お姉ちゃんとか修学旅行であろうJK版有村架純(激似)を見て嫁とテンションが上がってた。
後はヒアリを見た。それくらい。
(後で調べたらヒアリではなかった)
お土産屋さんをあちこち見て回ったが。
１つ納得いかない事がある。
ゴーヤーマンがいない。
あの工事用ヘルメットとマントを羽織ったイケメンを知らないとは…人生の0.01%損してますよ。
仕方ない。ご存知ない方の為に秘蔵コレクションを引っ張り出してきた。刮目してくれ。
めっちゃきゃわわ♡
そして夕方のフライトで帰郷。
さらば沖縄。また来るよ。
特に最後はオチもありません。
長々と書き走りましたがお付き合いして下さった方、ありがとうございます。
琉球旅行の話。完
琉球旅行の話。中篇
前篇でミーティングとかカッコ付けているが、挙式と披露宴、ハネムーンを兼ねているというだけの話。
2日目
天候、曇り後晴天。
挙式、披露宴が夕方まであり、
その後、友人の部屋で呑み。
自部屋に戻るとホテルからのサービスで夫婦箸を頂きました。こういう粋な計らいは心が温まりますね。
その後嫁と息子が寝落ち。
やるしかない。
チャンスは今だと内なる自分が囁く。
という訳で、エロゲソングを熱唱しながらプライベートプールを泳ぎ回る。
このプールでエロゲソングを熱唱する客が今迄にいただろうか、いやいない(反語)
沖縄よ、これが僕だ。
近所迷惑も甚だしい。
既に3日目、朝5時前に就寝。
3日目
二日酔い、酷くはないが嫁に運転を任せ那覇空港へ。
道中、「漫湖」を見つけテンションが上がる。
「中学生かよ…」
嫁の呆れ声は無視…否、車窓から吹き込む風の音に掻き消された。
昼過ぎ、石垣島へ。
那覇が割と都会だった為、石垣島の方が想像していた「沖縄」を感じることが出来た。
カフェ等寄り道しつつ景色を堪能。
チェックインを済ませ、部屋に荷物を置く。
おぉ。またホテルからの粋な計らいが。
昨日と全く同じ夫婦箸を頂きました。
これゴールドムーンとか貰えませんかね？
いざ晩飯。
嫁も飲む予定なのでタクシーで移動。
へい、タクシー。〜ってトコまでお願いします。
タクシーの運ちゃん「んぁ〜、どっちから行けばいいんっけ？」
？！
それ観光客に聞く？！
困惑しつつも到着。変な料金稼ぎの様な道筋では無かった。運賃1,000円ジャスト。お礼を言いお別れ。
さぁ、晩餐だ。
個人的なポリシーで食事の写真は撮りたくないのだけど。後の人生で食えるかどうかわからないので撮ってしまった。
石垣牛サーロインステーキ。旨い。
舌に乗せたら最後、甘美に溶けていく。
余韻を味わいながら喉の奥へ。
其処へ石垣の地ビール「ヴァイツェン」をチェイサーとして流し込む。
これが贅沢か。これが贅沢だ。
最初は肉のそのものを味わい、次に多彩な調味料を組み合わせる。
シンプルに。しかし大胆に。多彩な表情を魅せる石垣牛。
御馳走様でした。
先程のタクシー会社へ連絡し、御迎えに来て頂く。
運ちゃん「農道って知ってる？こっちの方が近いんだよ」
おぉ。ドヤ顔を見なかった事にすれば行きの運ちゃんより心強い。
運ちゃんには悪いが近い=運賃安い。
つまり此方の家計が助かる。
ありがとう。
運賃1,120円を支払い帰宿。
その後ホテル主催の星空ツアーなるものに参加。
写真を撮りたかったがどちらかといえば
「双眼鏡で見る」事を重視していた為、
撮影は禁止(まぁ当たり前か)。
8月、喧嘩していたとは言えペルセウス座流星群を一人で撮りに行ったのもあり、今回は嫁に満喫して欲しく子守担当を申し出てガイドさんの話のみ聞く。
双眼鏡、渡されたが覗く事は無く。
新月、更には意図せずに牡牛座流星群のピークという事もあり満天の星空と流れ星を肉眼で複数確認。
水平線付近まで星が見える。すげぇ。
ツアー終了、酔いと眠気と星空でテンションがウザい嫁と寝た子供は宿に戻り、先程のスポットより写真を撮る。
三脚、荷物になるから持って来なかった事が悔やまれるものの丁度良い漂着物にカメラを固定して。
使いたるはTokinaの11-16mm,F2.8通しの超広角レンズ。
まぁ型落ちだしcanon純正のLレンズにゃ太刀打ち出来ないが。
元々星空を撮る為に買った訳じゃ無いしね。
iPhoneをレリーズとして使用し、煙草を吹かしながら流れ星を待つ。
来ねぇ。映らねぇ。帰るか。
帰り道、水着パーカーの美女2人と彼女らを侍らせている男に星空の撮り方を訊かれる。
リア充め…と思いつつ専門用語を控えつつ例え話で説明。
頑張れ青年。
多分同い年位だけど。
深夜1時に就寝、朝5時前に起床。
明け方、上記ポイントでもう一度流れ星に挑む。
わーい撮れたー。小さいけど。
という事で中篇終わり。
次回予告、琉球旅行の話。後編
開幕、ジャイアンリサイタル。
琉球旅行の話。前篇(閲覧注意)
初投稿にしていきなり閲覧注意とは如何なものか。
まぁそんな事はさておき。
沖縄、それは最後のフロンティア。
初上陸してきました。
1日目
天候、生憎の雨。
トランクスでランニングするお兄さんや給油口を開けたまま走るエクストレイルを横目にレンタカーを走らせる。
ホテルにチェックイン。人生初のスイートルーム。
なんとプライベートプールがありました。
まぁ、この年齢でプールで燥ぐ大人もいないと思いますが。
※よいこのみんなはまねしないでね！
その後1時間程ミーティングをした後に美ら海水族館へ。
流石は琉球王国、色とりどりの海洋生物が舞い踊ります。
どうみてもチ◯コです本当にありがとうございました。
カワテブクロという名前のヒトデだそうで。
革手袋に謝れ
彼の見てくれが中々刺激的♡なので閲覧注意としています。
水族館って可愛い生き物が多いですよね。
いや怖ェよ。
ちびるかと思った。
先程からヒトデの写真しか無いのは気のせいです。
きっと。
巨大水槽は圧巻でした。
旅行情報誌等でよく見かけますね。
中央のホホジロザメさん、本当に大きい。
映画のジョーズのモデルでしたっけ、確か。
終点のお土産コーナーではホホジロザメさんのぬいぐるみを息子用に購入。
付属の小判鮫を引っ張ると大人の玩具と化す振動する細工もあり、喜んでくれたみたい。
その後は居酒屋のコロッケに石が入ってたくらいで特に何もなく、1日目終了。
次回予告、琉球旅行の話。中篇
やるしかない。
今がチャンスだと内なる自分が囁く。
